Ringアプリを使用して、RSSI (Received Signal Strength Indicator)値を計測し、wifi信号強度を最適化してください。
Ring appでRSSIを計測するには:
1. ダッシュボード左上の三本線(☰)をタップします
2. ご利用中のRingデバイスを選択します
3. デバイスの状態をタップします
4. ネットワークの項目内の、信号の強さを確認します
Ring アプリの RSSI は、接続の強さを示すために緑、黄色、または赤になります。 wifiから切断されている場合は、Ring アプリを使って同じローカルエリアネットワーク内から設定することで再接続できます。
Wifi信号強度を最適化する為に
ルーターをオープンスペースに設置しましょう。クローゼットの中などにルーターが設置している場合は、クローゼットの外に設置してください。
![]() |
![]() |
Move router into open space |
Move router out of closet |
Ringビデオドアベルとセキュリティカメラは、モバイルルーター等のホットスポットではなく、ホームネットワークに接続し利用いただくことを想定しています。ホットスポットに接続して利用する場合は、セットアップの失敗や、wifiから頻繁に切断される場合があります。
wifi信号強度が十分でない場合の症状
Ringドアベルやセキュリティカメラ
- ライブ映像の確認がうまくできない
- ネットワークから頻繁に切断されたり、接続に問題が生じる
- ビデオや音声の品質が悪化したり、ノイズが生じる
- 通知が遅延したり、モーション検知に失敗する
Ringチャイムプロ
- チャイムプロ自身が電波強度が不十分なwifiに接続されている場合、デバイスとチャイムプロの接続が良好であっても、上記と同じ症状が再現する場合があります。
- チャイムプロがネットワークから切断され、再接続できない
wifi信号強度が低下する原因
主にwifi信号が影響を受ける理由は2つあります。
- 物理的な障害物 (ルーターの位置、周りなど).
- wifi信号と干渉する多くの電子機器.
物理的な障害物
一部の素材は、wifii信号の通信範囲を狭めたり信号を遮断したりします。
Ringデバイスの信号強度に干渉する物について、次にいくつかの例を示します。
- コンクリート、レンガ、金属などの素材でできた頑丈な壁と床。
- 水槽、本棚、鏡などの家庭用品。
- Low-Eガラスで製造された窓。干渉の原因になる場合があります。
その他の電子機器
これは検知が困難な干渉です。これらの干渉は、wifiネットワークに接続されていない電子レンジやベビーモニターといった機器でも、ほとんどすべての機器で発生するからです。ただし、電子的な干渉の最大の原因は、Ringデバイスと同じwifiネットワークで基本的な機能を実行する機器です。たとえば、携帯電話、iPad、その他のスマートホームデバイス、テレビ、ビデオゲーム機などです。
競合するwifiネットワーク
大都市やアパートの建物など、人口密度の高い場所に住んでいる場合は、周囲に多数のwifiネットワークが存在する可能性があります。この場合、干渉が発生して、ネットワークの品質が低下する場合もあります。モバイルデバイスまたはコンピューターでワイヤレスオプションを開き、ネットワークの長いリストが表示された場合は、この種の干渉が発生している可能性があります。
wifiのトラブルシューティングに関するヒント
Ringデバイスのwifi信号強度を高めるために、いくつか役立つヒントを紹介します。
- ほとんどのルーターは、通信負荷が最小のチャネルに切り替わるように自動的に設定されています。ルーターでこの機能が有効になっていない場合は、ログインして設定をONに切り替えます(方法がわからない場合は、ルーターのマニュアルを参照してください)。
- 可能な場合は、ワイヤレスルーターをRingデバイスの近くに移動します。
- それができない場合は、Ringデバイスをルーターの近くに移動します。
- 上記のいずれも実行できない場合は、ルーターを約30cmから60cmほど持ち上げて、空間に障害物がないようにします。
- 接続に干渉していると思われる他の電子機器を取り外します。
- wifi中継機を設置します。
- 壁や床の干渉を受けている場合:
- wifiiルーターに調整可能なアンテナがある場合は、さまざまな方向に向けてみます。
- ルーターからRingデバイスまでのwifii信号経路を特定します。金属製品(テレビなど)または水が入った物(水槽など)がある場合は、通信経路から移動します。
- Ringデバイスを新しい場所に移動できる場合は、移動します。場所を少しだけ移動したり、約30cmから60cmほど高い場所に移動したりするだけで、大幅に向上する場合があります。
- Chime Proなどのwifi中継機をネットワークに追加します。中継機は、新しい場所からwifi信号を再配信します。
- 壁や床が厚い大きな住宅では、イーサネット経由で有線アクセスポイントを使用することでメリットが得られる場合もあります。
- PLC中継機を使用して、Ringデバイスの近くに有線アクセスポイントを設置してみてください。PLC中継機は、通常のコンセントに接続し、電気ケーブルでデータを送信するデバイスです。
- 競合するwifiネットワークから干渉が発生している場合:
- 最近の多くのルーターには、通信負荷が小さいチャネルを見つけ出して配信できるユーティリティが搭載されています。ルーターのマニュアルを参照して、ルーターでこの機能を有効にする方法を確認してください。
- チャネルを切り替えてもインターネットの速度が遅い場合は、チャネルを手動で設定します。Ringアプリでデバイスの正常性ページにアクセスし、「wifiのテスト」ツールでwifiiの速度をテストし、最高の速度を特定してください。
- 特に、数年前のルーターを使用している場合など、新しいルーターへのアップグレードを検討してください。
- 他の電子機器の干渉を受けている場合:
- 一部の電子機器で電源をOFFにするか、プラグを抜いてみます。
- PC、TV、ビデオゲーム機など、一部の電子機器は、イーサネットを使用してルーターに直接接続できます。これらのデバイスを有線で接続すると、wifiiの帯域幅を解放できます。
- その他の電子機器を移動します。場所を少し動かすだけでも、大幅に改善される場合があります。
- ほとんどのRingデバイスは、2.4GHzのwifi信号を使用して、最適な範囲で通信するように設計されています。他のデバイスは、5GHz信号を使用して通信できます。管理可能なデバイスを5GHz信号に切り替えてみてください。