RSSI値とワイヤレス信号強度について

この記事では、RSSI読み取り値、wifi干渉、およびwifi信号強度を高める方法について説明します。
RSSIとは
wifiのRSSI信号が弱いという通知メッセージをRingアプリから受信した場合、「RSSI」とは何かと疑問に感じ、またその信号強度を高める方法について検討することと思います。
RSSIは、Received Signal Strength Indicator(受信信号強度インジケーター)の略ですRSSIの強度を理解するうえで分かりにくい点は、RSSIが「実際の」数値ではないということです。この値は、信号強度を測定する相対的な数値であり、デバイスでの信号受信時の強度を表します。この値は、さまざまな要因に大きく影響されます。RSSIを理解するために、次の例えを考えてみてください。
会話をはっきりと理解する為には、平均的な音量で約60デシベルの声を発する必要があります。すべての条件が均一な平均的な場合、友人は60デシベルでメッセージを十分に伝えることができます。ただし、残念ながら、条件は常に一定とは限りません。あなたは屋外の商店街にいて、友人が1m離れた売り場の反対側で話しており、通りでは車の音が響いている場面を想定してみましょう。このような場合、60デシベルという通常の大きさの声では、相手が言っていることを十分に理解することができません。
この状況であなたはどうしますか?環境を整えて、より明確な信号を受信する。この場合、次のような対応が可能です。

  • 友人に大きな声で話してもらう。
  • あなたと友人は、売り場をはさんで話しているので、話している位置を変える。
  • 友人に、あなたの耳に向かって話してもらう。
  • あなたはもう一方の耳をふさいで騒音が入らないようにする。

屋外の商店街で友人と会話をすることは、受信機で送信機のワイヤレス信号を受信することと同じです。さまざまな環境要因により、信号を明確に受信できない場合があります。RSSI測定では、受信時の信号干渉要因がすべて反映されています。RSSIは-99~0の範囲で測定されますが、RSSIの評価を引き下げる原因は1つだけではありません。自宅でwifiの通信経路を追跡し、干渉元を探し出す場合は、自分自身でくまなく探し出す必要があります。この作業は、Ring Chime Proやその他の中継機を配置する場合にも役立ちます。
wifi信号強度が低下する原因
wifiの品質低下を招く主な要因は次の3つです。

  1. 物理的な障害物
  2. 競合するwifiネットワーク
  3. その他の電子機器。

注:Ringデバイスは、携帯通信会社のホットスポットではなく、自宅のwifiネットワークで使用することを目的としています。自宅のwifiネットワークではなくホットスポットを使用すると、設定の試行に繰り返し失敗したり、Ringデバイスがwifiから頻繁に切断されたりする場合があります。
物理的な障害物
一部の素材は、wifii信号の通信範囲を狭めたり信号を遮断したりします。
Ringデバイスの信号強度に干渉する物について、次にいくつかの例を示します。

    • コンクリート、レンガ、金属などの素材でできた頑丈な壁と床。
    • 水槽、本棚、鏡などの家庭用品。
    • Low-Eガラスで製造された窓。干渉の原因になる場合があります。

木材やガラスなど、その他の素材では、あまり干渉が生じることはありません。ただし、これらの素材でできた壁や床が、ルーターとRing製品の間にある場合は、干渉が発生しやすくなります。
競合するwifiネットワーク
大都市やアパートの建物など、人口密度の高い場所に住んでいる場合は、周囲に多数のwifiネットワークが存在する可能性があります。この場合、干渉が発生して、ネットワークの品質が低下する場合もあります。モバイルデバイスまたはコンピューターでワイヤレスオプションを開き、ネットワークの長いリストが表示された場合は、この種の干渉が発生している可能性があります。
その他の電子機器
これは検知が困難な干渉です。これらの干渉は、wifiネットワークに接続されていない電子レンジやベビーモニターといった機器でも、ほとんどすべての機器で発生するからです。ただし、電子的な干渉の最大の原因は、Ringデバイスと同じwifiネットワークで基本的な機能を実行する機器です。たとえば、携帯電話、iPad、その他のスマートホームデバイス、テレビ、ビデオゲーム機などです。
wifi信号強度が低下する場合の症状
Ringドアベル

  • デバイスがwifiから切断され、再接続で問題が発生する。
  • ビデオ品質が低下する、または画面がゆがむ。
  • 音質が低下する、またはサウンドがひずむ。
  • Ringデバイスからの通知が遅れる。
  • Ringデバイスが動作イベントの検知に失敗する場合がある。
  • ライブビューの接続に問題がある。

Ring Chime Pro

  • Chime Proの接続信号が強くても、Chime Proがwifiに正常に接続できていない場合、同じネットワークに接続されているデバイスに、上記の症状が発生することがあります。
  • Chime Proがwifiから切断され、再接続で問題が発生する。

wifiのトラブルシューティングに関するヒント
Ringデバイスのwifi信号強度を高めるために、いくつか役立つヒントを紹介します。

  • ほとんどのルーターは、通信負荷が最小のチャネルに切り替わるように自動的に設定されています。ルーターでこの機能が有効になっていない場合は、ログインして設定をONに切り替えます(方法がわからない場合は、ルーターのマニュアルを参照してください)。
  • 可能な場合は、ワイヤレスルーターをRingデバイスの近くに移動します。
    • それができない場合は、Ringデバイスをルーターの近くに移動します。
    • 上記のいずれも実行できない場合は、ルーターを約30cmから60cmほど持ち上げて、空間に障害物がないようにします。
  • 接続に干渉していると思われる他の電子機器を取り外します。
  • wifi中継機を設置します。
  • 壁や床の干渉を受けている場合:
    • wifiiルーターに調整可能なアンテナがある場合は、さまざまな方向に向けてみます。
    • ルーターからRingデバイスまでのwifii信号経路を特定します。金属製品(テレビなど)または水が入った物(水槽など)がある場合は、通信経路から移動します。
    • Ringデバイスを新しい場所に移動できる場合は、移動します。場所を少しだけ移動したり、約30cmから60cmほど高い場所に移動したりするだけで、大幅に向上する場合があります。
    • Chime Proなどのwifi中継機をネットワークに追加します。中継機は、新しい場所からwifi信号を再配信します。
  • 壁や床が厚い大きな住宅では、イーサネット経由で有線アクセスポイントを使用することでメリットが得られる場合もあります。
  • PLC中継機を使用して、Ringデバイスの近くに有線アクセスポイントを設置してみてください。PLC中継機は、通常のコンセントに接続し、電気ケーブルでデータを送信するデバイスです。
  • 競合するwifiネットワークから干渉が発生している場合:
    • 最近の多くのルーターには、通信負荷が小さいチャネルを見つけ出して配信できるユーティリティが搭載されています。ルーターのマニュアルを参照して、ルーターでこの機能を有効にする方法を確認してください。
    • チャネルを切り替えてもインターネットの速度が遅い場合は、チャネルを手動で設定します。Ringアプリでデバイスの正常性ページにアクセスし、「wifiのテスト」ツールでwifiiの速度をテストし、最高の速度を特定してください。
    • 特に、数年前のルーターを使用している場合など、新しいルーターへのアップグレードを検討してください。
  • 他の電子機器の干渉を受けている場合:
    • 一部の電子機器で電源をOFFにするか、プラグを抜いてみます。
    • PC、TV、ビデオゲーム機など、一部の電子機器は、イーサネットを使用してルーターに直接接続できます。これらのデバイスを有線で接続すると、wifiiの帯域幅を解放できます。
    • その他の電子機器を移動します。場所を少し動かすだけでも、大幅に改善される場合があります。
    • ほとんどのRingデバイスは、2.4GHzのwifi信号を使用して、最適な範囲で通信するように設計されています。他のデバイスは、5GHz信号を使用して通信できます。管理可能なデバイスを5GHz信号に切り替えてみてください。
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